東京の中野と新宿で「にんにく焼肉 プルシン」を運営するTHE FIRST PLACE様。今回は代表取締役の中野様に『botto』を導入する時に期待していたことや、導入時に意識したこと、導入後に感じたメリットなどをお聞きしました。2店舗目出店のタイミングで『botto』を導入中野に2店舗目をオープンさせるタイミングで『botto』を導入しました。中野店は私ともう1人のスタッフの2人で始めたこともあり、どうしても既存店である新宿店に臨店できない状況になったからです。『botto』を使えば、臨店できない時でもアルバイトが何を考えて働いているのかが可視化できると期待して、導入を決めました。お店が忙しい時に起こっていることを知りたかった中野店の営業が終わってから、深夜も営業している新宿店に臨店することもありましたが、深夜帯はお客様が少なくて暇になっていることが多いんです。暇な時間帯に臨店しても、忙しい時にアルバイトがどのように動いているかは正直わかりません。『botto』のメリットは忙しい時間帯にアルバイトが何を考えて行動したかが、手に取るようにわかることです。忙しい時こそお店を良くするヒントが隠れていますし、アルバイトからも「ここを改善すれば、もっと働きやすくなるのになぁ…。」という意見も出やすいと思います。『botto』がきっかけで改善が形に最近お客様の来店時にいち早く気づくために入口に鈴を設置しましたが、これは『botto』のやり取りがきっかけで改善が形になった事例です。以前から「入口に鈴があればお客様が来たときに気づきやすいだろうなぁ。」とぼんやりと思っていましたが、実現には至っていませんでした。『botto』でアルバイトから意見が出たことによって「すぐに取り組もう!」となったんです。思っていることは頭にあるだけでは伝わりません。『botto』は頭の中の考えを可視化して、スタッフ全員で共有できるツールだと思います。書き込む内容はテンションが上がること!『botto』を導入してアルバイトに落とし込む時に「とにかくプラスのことを発信しよう!」とルールを決めました。プラスの発信はアルバイトが楽しく働くことにつながりますし、何よりテンションが上がります。テンションが上がれば、次第にモチベーションアップにもつながっていきますしね。アルバイトには小さなことでも何でも良いから書いてほしいと伝えています。大きなことは毎日起きませんし、大きなことばかり書こうと思うと行き詰ってしまうからです。自分の周りで起こった小さなこと、良いことを書いてくれたらそれでいいですね。返信はラフに、リアルのコミュニケーションは密に『botto』でアルバイトに対して返信する時は「OK!それいいね!」「いつもありがとう!すごく助かるわ。」などラフに返信することを心がけています。長文で重たく返信すると、アルバイトも重たく受け止めてしまって、『botto』に書き込むことが億劫になるからです。何かを変えてもらいたい時は、『botto』でのやり取りではなく、リアルのコミュニケーションで伝えるようにしています。『botto』でのやり取りはあくまできっかけづくり。リアルでのコミュニケーションが、一番熱量が伝わりますし、こちらの想いも伝えやすいです。だからあえて『botto』での返信はラフにしています。『botto』を導入して臨店時の評価が全てではなくなった『botto』を導入するまでは、臨店した時にしかアルバイトの仕事ぶりがわかりませんでした。今では『botto』を通して仕事に対しての意識がわかるので、臨店だけで評価をすることはありません。新宿店に『botto』で良いことを書いている子がいたのですが、臨店して会ってみたら「あれ?印象と違うな。」とネガティブに感じることがありました。普段はもっと良いパフォーマンスをしていると思うので、恐らく私が臨店したことで緊張していたのでしょう。『botto』がなければ、ネガティブな印象のまま評価したと思いますが、『botto』のおかげで正しい評価ができるようになったと思います。『botto』はアルバイトが熱量をばらまけるツール!『botto』を導入して、アルバイトの熱量がどんどん広がっているように感じます。新宿店にはベースのマニュアルを渡しているのですが、『botto』でアルバイト同士で「こうした方がもっと良くなる!」と意見交換をするようになったんです。インスタ経由のご予約が漏れていたトラブルがあった時は、『botto』で「私もインスタ予約の管理者になりたいです!」と自ら立候補してくれるアルバイトも出てきました。『botto』は自分の考えや熱量を他のアルバイトに対してばらまけるツールです。発信を見た他のアルバイトは「この子はこんなことを考えていたんだ!」と思うようになり、「私にもできることはないかな?」と考えるようになってくれています。小さな行動を促して居心地の良さを作れるのが『botto』お客様にリピートしてもらうためには、お店の居心地の良さが全てだと思っています。飲食店の商品はあくまで料理やドリンクですが、商品の改善はできない場合も多いです。でも、居心地の良さを作るのは商品ではなく、私たちスタッフだと思っています。『botto』を始めたことにより、アルバイトを含めたスタッフ全員の意識が変わりました。「何か良いことを1つやろう!」と思うようになり、少しずつ行動が変わっていったと思います。実際にお客様のアンケートも『botto』を導入してから変化しました。以前よりもお店を応援してくれる内容が増えたんです。今後も『botto』を活用して、お客様にとって居心地の良いお店に少しずつでも近づけていければ良いですね。