大阪、兵庫を中心に数多くの繁盛店を生み出す株式会社レストランバンク様。大衆イタリア食堂として有名なアレグロで『botto』は活用されています。今回はマネージャ―の佐久川様と、アレグロつかしん店で店長を務める川田様のお二人に『botto』を利用しての変化や今後の展望などをお聞きしました。「ええ店」をスタッフ全員でつくる佐久川さんへ質問です。「今日もええ店作ります。」というレストランバンク様の理念を、どのようにして店舗に落とし込んでいますか?「ええ店」は未来永劫正解がないもの、カタチないもの、人によって違うもの。なので、まずは自分が行きたいと思うお店に近づけていくことが大切です。大切な人がお店に来た時、どのようにしたら喜んでくれるか、楽しんでくれるかを考えることでホスピタリティあふれるサービスができるんです。社員やアルバイトには、役職関係なくプロとして「目の前のお客様を笑顔にしよう」と常日頃から言っています。キラキラしたお店で自分もはたらきたいと思って入社川田さんへ質問です。社員になられた経緯を教えてください。私は以前老人ホームの厨房で働いていました。ある日「美味しいイタリアンのお店があるから行こう」と友人に誘われて訪れた、アレグロ塚口本店で衝撃を受けます。料理が美味しいのはもちろんですが、スタッフの一つ一つの細かい気遣いに感動しました。スタッフ全員がキラキラ見えて、心のどこかで自分も「こんなお店ではたらきたい!」と思ったのを覚えています。その後、妻に「アレグロではたらきたい…!」と相談したところ、「いいよ!」と背中を押してもらい、次の日には電話をかけていました。採用していただいた後、アレグロつかしん店に配属されます。佐久川さんをはじめとしてスタッフ全員がとにかく熱くて、お客様が第一優先だけど、スタッフも大切にしている社風が伝わり、長くはたらきたいと思いましたね。「ええ店」でづくりの想いを共有するために『botto』を導入佐久川さんが『botto』を導入してみようと思った背景などを教えてください。『botto』は「ええ店」づくりへの想いを共有したいと考えて導入しました。「ええ店」を作りたいという気持ちは、自分だけが持って突っ走って、あとについてきてねというスタンスではダメなんです。スタッフ一人ひとりが「ええ店をつくろう!」と考えて行動してほしいと常に思っていました。そんなときに出会ったのが『botto』です。以前はお店ノートを使って社員やアルバイトへの書き込みにコメントバックしていたので、『botto』はスムーズに導入できました。今の子たちはスマホを子どものときから持っている世代なので、スマホでの意思疎通が上手です。お店ノートの良いところとスマホでのコミュニケーションがピタッとハマったんだと思います。『botto』は一方的ではなく双方向でのコミュニケーションができます。こっちから言ってやってもらうだけでなく、はたらいている人たちが何を思っているのかを見て聞くことができるツールです。『botto』を導入して、スタッフが同じベクトルで進めるようになったと実感しています。『botto』で導入で起きた嬉しい変化川田さんが感じる『botto』導入後のコミュニケーションの変化について教えてください。「スタッフみんなに気持ち良くはたらいてもらいたい!」と思って『botto』ではとにかく褒めて、よいところを伸ばしてほしいと考えています。日々の振り返りにより、現場での仕事にも変化がありました。最初は大人しかったスタッフが自発的に動くようになったんです。「ビールのおかわりはいかがですか?」や「この料理にはワインが合いますよ」などお客様への提案もしてくれるようになりました。正直なところ私は直接何かを伝えることが得意ではありません。でも『botto』であれば、一度自分の気持ちを文字に起こして、おかしかったら訂正もできるので、スタッフに気持ちを伝えやすくなりました。そうすると、スタッフの方からも日々の気づきを直接言ってくれるようになったんです。明らかにお店の空気感がよくなりました。熱い気持ちの共有がスタッフの自発的な行動につながる佐久川さんが感じる『botto』を活用するメリットを教えてください。『botto』を導入してから、お客様のアンケートにスタッフのことを褒める書き込みが増えて、売上も伸びています。スタッフが自発的に動いてくれて、積極的にお客様と話している証拠ですね。ありがたいことに例年は春休みで繁忙期が終わるのですが、今年は4月末になっても忙しい毎日が続いています。忙しくても『botto』を続けられているのは、店長や副店長の熱い気持ちがあるからです。スタッフに「botto書いてね」と言うだけではなく、書き込みにある意見や気づきをお店の課題にして、改善につなげています。アルバイトのスタッフにも熱い気持ちが伝わっていると感じますね。『botto』でも「自分のはたらいているお店を自慢できるようなお店にしたい」と言ってくれるスタッフも出てきました。中には「アレグロに来たら、たまたまつかしんだったというお店にしたい!」という熱い気持ちを書いてくれるスタッフもいます。大将や店長の想いが継承されていると感じるコメントでした。『botto』を始めて、アルバイトのスタッフは小さな成功体験を日々積み重ねられるようになったと思います。スタッフがお客様に追加でサラダを提案してオーダーしてもらえたと『botto』に書き込めば、それに店長が「よくできたね!」とプラスのコメントで返す、ちょっとしたことですが、褒められたら嬉しくなって、もっと頑張ろうと思ってくれるんです。この頑張ろうという気持ちがスタッフの自発的な行動につながっていると思います。「ええ店」を作るために『botto』は必要!最後に今後『botto』をどのように活用していきたいか教えてください。佐久川さん:「ええ店」をつくるために店長や副店長は熱い想いを持っています。ただ自分たちだけでは成し遂げられないので、アルバイトのスタッフを含めた全員の力を借りながら進めていくことが大切です。『botto』は自分たちの熱い想いを共有でき、スタッフの想いも知れる「ええ店」づくりに欠かせないツールだと思います。『botto』での振り返りを習慣化して、いかにお客様に喜んでもらえるのか、今後も役職関係なく常に考えていきたいですね。「ええ店」をつくるためには、色々なことを考えて挑戦して、失敗して、また再挑戦することを繰り返す必要があり、これが人としての成長につながると思います。『botto』は挑戦・失敗・再挑戦を円滑にできるツールです。スタッフの人間形成のためにも今後も使い続けたいですね。