「人をオモイ、街をイロドリ、時をモテナス。」の企業理念を掲げ、滋賀県を【食】で盛り上げている株式会社nadeshico様。『botto』がnadeshico様における経営の主要戦略になったのは、導入からわずか3ヶ月後のことでした。なぜ『botto』を主要戦略として掲げたのか、代表取締役の細川様に詳しくお話をお伺いしました。企業規模が大きくなって想いが届かないことが課題だった私が現場に立っていた頃は、営業後に終礼という文化があったんです。すぐにお店の課題をパートナー(アルバイト)と共有でき、自分の想いはダイレクトに伝えられていましたし、お客様の反応も直接感じ取れていたので、意志疎通には課題を感じていませんでした。課題を感じたのは店舗数が増えてきて企業規模が大きくなった頃です。経営に専念するようになり、現場に入る機会が少なくなってきたことで、企業理念や想いが届かなくなっていると感じていました。最初は日報を取り入れましたが、定着せずに自然と使われなくなる状況に陥りました。LINEも活用してみましたが、内容が流れてしまい、有意義なフィードバックができていませんでした。『botto』を知って「これやん!」と直感企業理念や想いを根付かせるためには、日報での振り返りが大切です。理念が浸透しているかどうかについて確認するためには、毎日PDCAを回すのが良いのですが、当時は継続できない状態が続いていました。「何とか毎日の振り返りを定着させたい」と日報ソフトやアプリを長らく探していましたが、なかなかピンとくるものがなく、悩む日々が続いていた最中、『botto』を見つけました。『botto』はパートナーが毎日の行動や考えを振り返り、それに対して私や社員がフィードバックできるアプリだと知り、「これやん!」と直感しました。先日の経営方針発表会でnadeshicoの主要戦略として『botto』の活用を掲げました。導入してまだ3ヶ月ですが、『botto』を活用することで、企業理念が社員・パートナーに浸透すると確信しています。『botto』に書いてもらっている2つのことパートナーには『botto』に以下の2つを書くように指示しています。お客様がどう喜んでくださったのか、お客様をどう喜ばせたのかお客様の不満足について、クレームこれら2つの情報をどう共有し、改善のためのフィードバックをするかが以前の課題でしたが、『botto』の活用により解決しました。飲食店を経営する上では「お客様がどう感じるか」が全てです。お客様目線で働かないと、社員もパートナーも幸せに働くことはできません。『botto』の活用でお客様目線の情報が次々に共有されるようになったので、私の目が届かない現場でも、何が起こっているのかがわかるようになりましたね。PDCAを『botto』を活用して回している弊社では毎朝の朝礼で「お客様をどう喜ばせるか」について社員同士で話し合って、企業理念や社風を確認しています。そして営業が終わってから、パートナーに「お客様をどう喜ばせたのか」を『botto』に書いてもらうという仕組みを作りました。私は毎朝一番に『botto』を確認しています。「この子はこうやってお客様を喜ばせたのか!」ということがわかり、とても楽しいですね。もちろん率先してパートナーへのフィードバック返信もしています。パートナーはフィードバックコメントを読んで、「次はこうやってお客様を喜ばせよう!」と思い、その思いを実践して『botto』に書き込む。このPDCAサイクルを毎日ぐるぐる回せば、自ずと企業理念は浸透していくと思っています。良い気づきは毎月のミーティングで共有お客様を喜ばせるためには、お客様一人ひとりに対応するパーソナルサービスが大切です。このことは社員やパートナーにも日々伝えており、『botto』にもパーソナルサービスに関する書き込みが目立つようになりました。私の想いが届いていることを実感できますね。弊社では毎月社員を集めnadeshicoミーティングを行っており、今後は『botto』での良い気づきを紹介していきたいと思います。お客様を喜ばせるパーソナルサービスは、パートナー一人ひとりが「ここまでやっていいんだ」と感じることが大切です。接客の基準点が上がれば、お客様にさらに喜んでもらえると確信しています。理念が浸透すれば業績は必ず付いてくる『botto』を活用してのPDCAサイクルを回すことで「お客様をどう喜ばせるか」というnadeshicoスタイル(行動指針)や企業理念が浸透してきていると感じています。これを続けていけば、nadeshicoの社員やパートナーは「お客様をどう喜ばせるか」ということを常に考えるようになるでしょう。理念が浸透した状態になれば、業績は必ず付いてきます。それだけではなく、働くパートナーのモチベーションも上がるので、社員登用やリファラル採用にも繋がるでしょう。『botto』を毎日やることは、nadeshicoの明るい未来につながっています。これからも毎日『botto』でPDCAサイクルを回していきたいですね。