大阪府で焼鳥を中心に居酒屋業態を展開する有限会社エンヤフードサービス様。今回は「炭火焼とり えんや 青獅子店」の古川店長に『botto』導入前後の変化やメリットについて、店長目線でのお話をお聞きしました。一言日報の代わりに『botto』が導入された以前お店ではノートに記入する「一言日報」を運用していたので、『botto』の導入もすんなりと受け入れることができました。『botto』は一言日報をパワーアップさせた印象です。ちょうど新人が5人くらい入ったタイミングでチーム力の低下を懸念していましたので、教育にも良い影響が出ると率直に思いましたね。毎年チームが変わることは飲食店の楽しみどこの飲食店も同じだと思いますが、スタッフはアルバイトが多いので、基本的に毎年チームが変わります。新人が入ってきたタイミングでチームは作り直しになるので、その都度メンバーに基準を教えて「チームを良くしていこうぜ!」と伝える感じです。チーム力を上げていくために、まずはアルバイトのリーダーになるスタッフを見つけて育てていくことを意識していますね。リーダーが育てば、自然とメンバーも育ち、チーム力が上がります。少なくとも1年に1回はチームが変わるので、常にこのサイクルを回している感じです。毎年チームが変わることは飲食店の楽しみの1つだと思います。『botto』の運用はアルバイト達と決めた『botto』を導入することが決まってから、まずは4人のアルバイトリーダーに説明する時間を取りました。4人まとめてではなくて1人ずつにしっかりと時間を取って、会社がどんな想いで『botto』を導入したか丁寧に説明した感じです。他のアルバイトに対しては、リーダーの4人から広めてもらいました。『botto』の運用方法もリーダーと相談しながら決めました。どれくらいの文章量にするべきか、業務中に書く方がよいか、それともタイムカードを切ってからがよいかなどなど。リーダーたちは他のスタッフたちにアンケートを取ってくれて、仕事を終えてから『botto』を書くというルールになりましたね。実は店長である僕は、運用に関して何も決めていないんです。アルバイトリーダーからやり方を浸透してもらう今のお店の中心はZ世代の子たちです。この世代の子たちはとても協調性が高いので、その良さを活かしたいと考えています。リーダーが実践すれば、他のアルバイトも真似してやってくれるようになるんです。リーダーが横に広げてくれるイメージですね。『botto』を導入した時に意識したのは「リラックスして書いてもらうこと」です。『botto』を書くことがストレスになっては意味がないので。レスポンスが良くないアルバイトに対しては、僕からではなくリーダーから促してもらいました。店長からではなく同僚から言ってもらうことで、やらされ感が出ずに前向きに取り組んでくれるようになりましたね。リーダーたちの特徴は「会社の理念を深いレベルで理解してくれている」ということです。理念が浸透していれば、自然とお店のことを考えて行動してくれるようになります。『botto』を使えば会社の理念が浸透しやすくなるので、今後リーダーになる子たちが増えてくれることに期待ですね。『botto』は人を知るツールとなる僕が考える「信頼できる人」は、役職が上の人や仕事ができる人ではなく、「自分のことを知ってくれている人」です。誰しもが自分のことを知ってくれていたら嬉しく思いますよね。アルバイトの子たちも一緒なんです。だから僕はアルバイトの子たちを知ることに対して、決して手を抜きません。『botto』は人を知るためのツールです。実際に『botto』を使ってみると、リーダー以外にも濃厚に振り返りをしてくれている子がいて、「ここまで考えてくれているんや!」と新たな発見がありました。一言日報をしていた時代ではわからなかった発見です。その子たちは周囲からの信頼も厚くなり、今ではレギュラースタッフの一角を担ってくれています。店長も『botto』で成長できる『botto』は基本的にコミュニケーションツールですが、僕は店長を教育するためのツールだと思っています。実際に僕が店長として『botto』を使ってみて、自分の成長にもつながっていると感じているからです。アルバイトが『botto』を使って主体的になるほど、店長は意見や要望を受け入れる必要が出てきます。正直、アルバイトの意見や要望は自分にとっては耳が痛いことも多いですが、お店を良くしていくためには絶対に改善が必要です。アルバイトの声を受け入れて改善に向けての対応ができるようになれば、必ず店長は成長します。『botto』は多くのことを生んでくれるツールだと思いますね。『botto』がきっかけでリアルコミュニケーションも活性化『botto』を導入してリアルコミュニケーションにも良い影響が出ています。会社の理念が浸透しきっていないアルバイトがいたのですが、『botto』の振り返りで「こういう風な働き方をしてほしい!それがこの会社の働き方やから。」と熱く語ったところ、次の出勤時に劇的に変わっていたんです。「なんで今日めっちゃよかったん?」と聞いても「わからない」というので、営業後にラーメンを食べに行って、みんなで仕事の振り返りをしました。そのアルバイトは『botto』にできたことを全部書いてくれるようになり、仕事の質も格段に良くなったんです。『botto』がなければ、あの日ラーメンに行くこともなかったと思いますし、仕事の振り返りもせずに元の感じに戻っていたでしょうね。言葉だけではなく、『botto』で文章にしたことで、心に染み込んだのだと思います。『botto』でアルバイトが主役のお店づくりを!僕はお店を支える主役はアルバイトだと思っています。そして、一人ひとりが楽しくはたけるようにするのが店長の仕事です。それが結果的にお客様に喜んでもらうことにつながると考えています。アルバイト一人ひとりが楽しくはたらくためには、まず店長である僕が彼らのことを知ってあげることが大切です。『botto』は人の考えを知るためにはもってこいのツールであり、もし僕が他店に異動になったとしたら、真っ先に『botto』を確認すると思います。『botto』はアルバイトが主役のお店づくりを実現できるツールです。今後も活用して、アルバイトと一緒によいお店づくりに励んでいきたいですね。